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かしおり都々逸」って何?歌詞の意味をもおりこんだ「歌詞おりこみ都々逸」のこと。グッドライフプレア都々逸倶楽部では、オドロキ都々逸掲示板にて「かしおり都々逸」を募集しています。

「おりこみ都々逸」とは、おりこむ文字を7文字、7文字、7文字、5文字の頭から順に1回だけ使って創っていく都々逸です。分かりやすいように、「てよかった」で創った「かしおり都々逸」の例をひとつ。


手に手をとって 寄り添う笑顔 かっての苦労 大切に  

「て」を最初の7文字の頭に、「よ」を2番目の頭に、「かっ」を3番目の頭に、そして「た」を最後の5文字の頭におりこむ文字をそれぞれ1回だけ使いながら都々逸が出来上がっています。

オドロキ都々逸掲示板でみなさんが投稿された「かしおり都々逸」で歌詞1曲が完成したらこのコーナーにのせていくようにします。お楽しみに!!


時代おくれ  作詞 阿久悠 作曲 森田公一


「いちにち」
いい日過ごして ちょっと立ち寄り 2杯も飲めば 丁度いい 穀楽
「にはいの」
似合うつまみに 箸を伸ばして いや最高に のんきだね 幸屋
「さけをのみ」
さらり飲む酒 怪を吹き飛ばす のんき気ままに 見栄無縁  無良
「さかなはとくに」 
酒場で強いて 名乗らず憩い はしゃぐ話は 特にせぬ   穀楽
「こだわらず」
小鍋つついて 談笑かわす 笑い広がる 随所から  幸屋
「まいくが」
廻るマイクで 一曲おはこ くらい歌うを 柄とする   穀楽
「きたなら」
気楽な酒に たらり酔いしれ なぞるテーブル らしさ見る   無良
「ほほえんで」
ほっとくつろぎ 頬ゆるませる 円の和みに 出る微笑   寝巻猫
「おはこをひとつ」
十八番を歌って ひたすら照れる 徳利手に取り 注ぎまわる   幸屋
「うたうだけ」
上手い歌には ただ惚れ惚れと うなずき手拍子 だけで聴く  寝巻猫


「つまにはなみだを」
妻の前では 苦虫噛んで 恥ずかし隠す 涙をさ   鈍八
「みせないで」
見えぬ涙を 背中に捨てて いつもの酒場に 出向く夜   寝巻猫
「こどもにぐちを」
孤独しまって もう一杯と 賑わう店で 愚痴を断つ   幸屋
「きかせずに」
利かぬは秋の せいか今夜は ずっと冷え込み 二杯越す  穀楽
「おとこのなげきは」
落し所に この酒ぐいと 嘆き飲み込み 箸を置く   無良
「ほろよいで」
ほどほど切り上げ 路地裏辿る 良い酒だったと 出る笑顔   幸屋
「さかばのすみに」
逆さ頭に 場の温かみ すっと飲みほし 身に安堵  無良
「おいていく」
追い立てられて 手に負えぬ酒 いつか安らぎ 暮らす酒  穀楽


「めだたぬように」
目立つ手柄は 他人に持たせ 抜け駆け尻目に 酔う二杯  寝巻猫
「はしゃが」
囃す言葉に 知らぬ素振りで 遣らずの雨の 我慢酒  穀楽
「ぬように」
ぬるめ燗にも 酔いは上々 うまい空気を にやり食う   無良
「にあわぬことは」
似合わぬ愚痴や 小言戯言 遠くに捨てて 箸突付く  鈍八
「むりをせず」
無駄を切り捨て 利を追うだけの 世知の辛さに ずれを見る  寝巻猫  
「ひとのこころを」
人とのつながり 残せる何か 心に願って 路を選ぶ  寝巻猫
「みつめつづける」
みつめる手には 続く青空 景色静かに 縷々握る  香抄
「じだいおくれ」
時代の流れに 置いてけぼりと 苦しむよりも 礼つくす  幸屋
「のおとこに」
覗く悲哀に 落とす涙が 心を強く 濁り消す  幸屋
「なりたい」
泣きの涙を 両手で払い 耐えて飲み干す 粋な酒  うらら


「ぶきよう」
無骨な酒も 気分が乗れば 酔いに任せて 歌も出る   穀楽
「だけれど」
誰の事でも けなさぬ店の 連中話に 毒がない   穀楽
「しらけずに」
知らないうちに 険とれなごむ ずいとしみてく 人情味  純子
「じゅんすいだけど」
順番回り 好いた一曲 だけを歌えば どうぞ次   穀楽
「やぼじゃなく」
野暮なセリフで 自分を飾る やなタチ捨てに 来る酒場  穀楽
「じょうずな」
自慢をできる ような酒飲み ずっと夢見て 何度飲む   無良
「おさけをのみながら」
お疲れ様と 酒を飲んでは 皆でねぎらい 柄戻す  幸屋
「いちねんいちど」
一年振りの いつもの仲間 沈黙するの 土台無理  安安子
「よっぱらう」
酔ってほっぺた パッと染まって らしさ顔出す 美味い酒  幸屋


「むかしの」
無茶な盃 交わした頃を 知り尽くしてる 飲み仲間  鈍八
「ともには」
歳をとっても 持ちつ持たれつ 荷を分かち合う 杯重ね 幸屋
「やさしくて」
和らぐお酒を 差しつつ差され 苦節越え来た 手を眺む 寝巻猫
「かわらぬ」
構えず隠さず 若さを謳歌 楽に飲みほし 脱ぐ重荷   無良
「ともとしんじこみ」
友と思って 信じていける この安心が 身に沁みる  幸屋
「あれこれ」
あのなつかしい レコード聴けば 心のささえ 霊地見る  光源氏
「しごとも」
しじゅう忙し ごたごた暮らす ときにたたずみ もらす息   無良
「あるくせに」
ある日吹き出す くる日くる日も せっせせっせと 逃げず仕事   無良
「じぶんのことは」
自分の雑事 こまごまあれど 友の事だと 張り切れる  穀楽
「あとにする」
ありがたいよと 友から返る 荷も苦も平らに する笑顔 寝巻猫
「ねたまぬように」


眠り浅くて たまらず起きて 抜いた栓置き 酔う二杯  鈍八
「あせらぬように」
あせらずめげず 抜からない酒 酔うと優しさ 滲ませる  穀楽
「かざった」
顔を合わせる 座の楽しさに ついつい深酒 たぎる胸  竹裏
「せかいに」
背伸びするよな 飾った世界 いい晩酌に 似合わない   穀楽
「ながされず」
名が出ることには サッパリ無縁 励行するは ずるしない  幸屋
「すきなだれ」
すうっと喉に 今日も二杯を 流し想うは 誰のこと   穀楽
「かをおもい」
蚊を払いつつも お決まりのコース 燃える想いに 痛むこころ   無良
「つづける」
ついついいつもの 面が出てくる 今朝も朝から 類想う   無良
「じだいおくれ」
地団駄踏んで いたあの頃を 思い出させて くれる酒  穀楽
「のおとこに」
飲んで歌って 大人忘れて 心の友と 荷をおろす 安安子
「なりたい」
情け感じて 理屈じゃなくて ただひたすらに 生きていく  幸屋               

2003年12月27日


旅的途上   作詞作曲 河島英五


「はるはあざやか」
春を心に 運んで見れば 痣や傷さえ 風になる  寝巻猫
「なのはなばたけで」
菜の花バックに 高い青空 ケラケラひばりと 出会う朝  幸屋
「くもなどながめ」
苦もなく天に どんどん昇り 流れる雲を 目指す鳥  穀楽
「こっぷざけ」
こっから行くあて プランもないが 雑俳詠みつつ 計を練る  寝巻猫
「なつはほしふる」
懐かしい里 遥かに想う 星が満天 降る浜辺   穀楽
「はまべに」
はるか彼方に まばたく星は 別世界誘う 錦花  無良
「てまくら」
展望台の 窓にうごめく 車ちらほら ライト点く  穀楽
「なみをあいてに」
流れ旅路に 身を置きながら 会いたい想いを 手に握る  寝巻猫
「たびのさけ」
たなびく夜風 美景さかなに のどをうるほす 酒の味   無良
「ひとこいしさに」
人の温もり 恋しと気付く 酒の温みで 苦笑い   うらら
「のんださけが」
飲んで歌って 駄洒落を言って 酒のうまみも 俄然増す  幸屋
「なおひと」
情けしみいり お酒もすすむ 日々の疲れも 飛んでいく  幸屋
「こいしくさせる」
小意気な中に 静かな情を 暮らしに感じ させる町  穀楽
「ねんがらねんじゅう」   
年中恋する 柄じゃないけど 念じ夢見る 浮世旅  鈍八
「こいこがれ」
孤独なだめる 憩いの場所は ガス灯通りの レストラン  寝巻猫
「じんせいたびの」
じんと切ない 静寂背にし 旅から旅へ 暖簾酒  無良
「とじょう」
土地の人らと 時間を忘れ 酔って語って 歌う夜 穀楽


「あきはす」
あっという間に 季節は変わり はしゃぐ夏過ぎ するり秋   無良
「れちがう」
冷酒片手に ちびりと飲れば ガラスが曇る 旨か鍋 鈍八
「うしろすがたに」
美味い鍋には 白もいいよね 姿・形に 似合う香 幸屋
「おもかげしのび」
おもろおかしい 過激一服 しみる目に味 のびる箸  無良
「てじゃくざけ」
手品師みたいに 焼く竹串と ざわめく活気に 煙る店 寝巻猫
「ふゆはくれ」
降り積む窓辺 雪見の酒に 春待つ町は 暮れかかる 穀楽
「ゆくそらの」
夕べのお酒が くすぶる朝は 空を吸い込み 伸びをする 寝巻猫
「かなたよ」
鞄の底には 長年の夢 たたんでしまって 世を渡る  寝巻猫
「とりはみなみへ」
とりとめないの はみ出る悩み なみなみつぐ酒 への字口    無良
「おれはきたへ」
俺にかまうなと 吐き捨てながら たれを待つのか へそまがり  うらら
「あこがれ」
雨に飲む酒 今宵の宿の ガラスに雫 列作る 穀楽
「もとめさま」
もっともっとと 止め処もなくて 探すゴールは まだ遠い 寝巻猫
「ようむねの」
陽気に飲んで うつむき飲んで 胸のキズまで 飲み流す  鈍八
「もえるおも」
もらすため息 絵にはならない ルールは前向き 思いっきり   無良
「いをつたえん」
意を高く強く つくづく想う たくましさ求め 遠路いく   無良
「たどりつくやら」
たどりたどって 着くまで進む やがて届くか 楽の道    無良
「つけぬやら」
つけたし人生 抜け出したいと やたら力むも 埒あかぬ   無良
「じんせいたびの」
じんわり燃える 精だし歩く 旅は一生 伸びひとつ   無良
「とじょう」
ともに来た道 人生一路 よくも悪くも 産み進む  純子 


2003年10月26日


青春旅情   作詞作曲 河島英五


「きしゃにゆられ」
起死回生と やみくも走る 似合わぬ人生 揺られいく   無良
「いちにちの」
誘いほのぼの 地に足つけて 血を通わせて 乗り保つ   無良
「いくらかを」
今を生きると 口で唱えちゃ らしくあるぞと 歌を唄う  鈍八
「すごすまいにちが」
凄腕無縁 住まいの汽車は 日日ほのぼのと 我も流る   無良
「つづいています」
綴る日記は いついつまでも 停車場なき旅 増す人情  寝巻猫
「きたから」
消えないように 旅の思い出 書いたノートに ラベル貼る  穀楽
「みなみへ」
みかん色した 夏場の入り日 見ればお腹も 減ってくる  寝巻猫
「ひがしへにしへ」   
日がな一日 シートに揺られ 変化を楽しみ 西へ行く  幸屋
「あちこちの」
あちらほのぼの こっちは元気 違う思い出 残す旅  穀楽
「まちのひと」
待ちきれないで 乗り込む列車 広がる夢と 共に行く  純子
「とひととの」
停まった駅には ひときわデカい 特製駅弁 のどが鳴る  寝巻猫
「こころと」
この街降りて 言葉を交わし 露天風呂にて 友になる  何木偶坊
「こころをつなぐ」
心を安め 疲れも癒しゃ 生意気に腹 ぐ〜と鳴る  鈍八
「かけはしに」
輝くような 景色を汽車で はしごするたび にこやかに  何木偶坊
「なれたら」
なつく子供に レンジャーの名を たくさん教わる 来往線 寝巻猫
「いいとお」
一番列車の いつもの席は とても安らぐ 俺の場所   鈍八
「もっています」
持った土産を 手提げに入れりゃ いい旅立ったと 増す思い  鈍八


「あめのひも」
明けぬ日はない 芽が出ぬ種も 飲むかこういう 日もあるさ  寝巻猫
「かぜのひ」
叶えたい夢 前途に遠く 伸びるレールを ひた走る  寝巻猫
「もゆれる」
モバイル電話 指折り数え 列車縁結ぶ 類なす友   無良
「きしゃのなかで」
汽車は夏色 望みは高く 仲良く和み でる笑顔  沙里
「おもいでと」
重たい気持ちも いい想い出に 出会う縁にて 取り替わる   幸屋
「みしらぬ」
見れば見るほど しみじみ変わる らしくらしくと 濡らす頬   無良
「ゆめとの」  
湯気の向こうに 雌花がゆれて 途中下車する 野天風呂  翠粋
「あいだをいつ」
合間合間に 駄を入れはしゃぐ 色づく空に 月も見ゆ  純子
「たりきたり」
たりらりら〜と 汽車で唄えば 旅の仲間も リズムとる  鈍八


「あめのひも」
挨拶交わし 巡る旅先 のん兵衛自慢を 紐解くか  何木偶坊
「かぜのひ」 
考えてみりゃ 贅沢だよと 呑気に想う 一人旅  鈍八
「もゆれる」
もっと自由に 夢語ったら 列車のリズムも ルンバ調  寝巻猫
「きしゃのなかで」
汽車の汽笛が 鳴ると自然に 体もリズムが 出るもんだ  鈍八
「おもいでと」
思えばチャンスが いっぱいだった 出会い付き合い 友を得る  寝巻猫
「みしらぬ」
見るに見かねる 尻切れトンボ 楽園求め 濡らすほほ   無良
「ゆめとの」
ユートピアをさ 目指し夢見て 飛び出し一人 望む旅  鈍八
「あいだをいつ」
あ痛いたたた 駄をこね駄々こね 痛い目みても 尽きぬ旅  鈍八
「たりきたり」
旅の終点 力まず探そ 辿り着きたや 理想郷  鈍八 


2003年9月17日


祖父の島   作詞作曲 河島英五


「しおのにおいの」
潮の香撒いて 逃げるトンボを 追い回す子の 伸びる影  穀楽
「するとちに」
水郷越えて るり鳥探す 途中に架かる 虹の橋  勢伊
「やってくると」
やっとこの頃 手のぬくもりで くるむ愛知る 遠い空  寝巻猫
「とおくの」
土地の香りを 沖の島から 来る船きっと 乗せて来る  穀楽
「そらから」
そっと耳よせ 欄干手のせ かもめ潮騒 来かわす   無良
「きこえてくるんだ」
汽笛が海を 越えて届けば 包んでそっと 抱きしめた  鈍八
「かみさま」
貝や魚を 水にもぐって 探した頃の ままの島  穀楽
「みたいな」
ミャ〜と海猫 漂うカモメ 磯の香りが 懐かしく   鈍八
「やさしいこえで」
破れ繕い 刺し網干して 憩う祖父母を 絵で描いた  寝巻猫
「あれはじい」
あれから5年 離れた島を じっと守って いる祖父母  穀楽
「ちゃんのこえだな」
ちゃんちゃんこ着た 呑気爺ちゃん 声だしゃでかく 泣き上戸   鈍八
「かえっておいで」
帰った喜び 手を握り締め おいよく来たなと 出迎える  幸屋
「どんなたくましい」      
どんぐりまなこ なた振り回し 熊蜂の蜜 試飲した   無良
「しょうねんに」
島の人たち よく飲み踊り 歌う祭りは 年に二度  穀楽
「なっただろうて」
夏の祭りを ただ楽しんで 老若男女 手をつなぐ  幸屋

「もどっておいで」
戻りたくなりゃ ツツツとおいで 手土産いらぬ おいですぐ  幸屋
「なんまんきろ」
何年経てど 満点爺ちゃん 今日も元気で 老健さ  鈍八
「もはなれてる」
もそっとはよう 話しにきて 蓮華一面 照る花月  無良
「わけでも」
僅かに望む 景勝の島 出来りゃ今すぐ 戻りたい  鈍八
「ないのに」
夏の沖合 意気洋々と 臨む朝日に 握る櫂 穀楽
「もどっておいで」
燃える夕日が どっぷり沈み 手桶たずさえ いで湯行く  寝巻猫
「このうみを」  
小船を漕いで のどかな海に 浮かべて波に 身を任す  穀楽
「およいでおよいで」
泳いでおいで 夜通し語ろう 磯の料理で 出迎える  純子


「いそのにおい」
活きのいいとこ その日のうちに 匂う浜辺の 磯づくし 寝巻猫
「のするとちに」
飲みのつまみに スルメを焼けば 土地の香りが 滲み出る  鈍八
「やってくると」
奴の狙いは 手にした魚 くるり頭上で トンビ舞う  寝巻猫
「とおくのそら」
遠い昔に 食ったこの味 喉が鳴る鳴る 空高く   鈍八
「からきこ」
蚊遣り緑の 螺旋を焚いて きゃっきゃぱちぱち 子ら花火  寝巻猫
「えてくるんだ」
笑みを浮かべて 手に紙広げ くるんでくれた 駄菓子飴  穀楽
「かみさま」
帰り道々 見渡す夕波 さよなら友と また明日  純子
「みたいな」
見上げてごらん たからかな歌 生きてる証 ながれてる 沙里
「やさしいこえで」
優しき祖母に 今すぐ海を 越えて笑顔で 出会いたい 鈍八
「あれはばあ」
飽きぬ秘訣は 練熟と愛 箸も喜ぶ ばあの味 寝巻猫
「ちゃんのこえだな」
ちゃんと食べやと 脳裏に婆の 声だけ響く なんでだろ 鈍八
「かえっておいで」
帰る理由は つくることない 手っ取り早く おいですぐ  幸屋
「おまえの」
お帰り早く まばゆい笑顔 縁日出店 軒ならぶ   無良
「かあさんは」
帰った島で 遊ぶひと時 三度の飯は 母の味 穀楽
「げんきにやつ」
元気の元は 煮物に和え物 焼きたて魚に 漬物だ 幸屋
「ているかい」
天気は快晴 いるいるカニうに かん高い声 磯の朝  純子


「もどっておいで」
もんぺ踏んづけ どってん転ぶ おケツ打ったよ いでででで   寝巻猫
「なんまんきろも」
何万何千 キンキンキラキラ 露店越し見る 模様波   無良
「はなれてる」
肌の日焼けも 馴染んで島は 連日快晴 照る渚  寝巻猫
「わけでも」
わっとくりだし 今朝も飛び込む 出島の海へ 潜る子ら  純子
「ないのに」  
渚の満ち引き 憩いの夜に 残り火きらめき 似合う浜  純子
「もどっておいで」
もぐり込むのは どっちの布団 手招く爺婆 おいでよと  寝巻猫
「このうみを」
こっちへこいこい 野こえ山こえ うわずる想い 実を結ぶ   無良
「およいでおよいで」
おいおい泣いた 良い出会いうれし 泳ぎはしゃいで 出湯じーん  無良  
       

2003年8月10日



石仏     作詞作曲 河島英五


「やまのおくの」
 山の向こうに 置いてきたのは 苦楽知ってる 野の仏 何木偶坊
「みちのはずれの」
 道草帰り 野の石仏 はずれで摘んだ 野花置く  穀楽
「ちいさな」
 縮こまってる いろんな思い サラサラ風が 慰める  幸屋
「いしのほとけ」
 幾百年を 偲び流すか 頬を涙と 融ける雪  穀楽
「なんびゃくねん」
 難行苦行 病苦も越えて 躍進続けと 念じてた 鈍八
「もむかしから」
 もう駄目と泣けば 無言でまだと 返す地蔵に 叱られる  寝巻猫 
「ときのながれを」
 とかくせわしく 気休まぬこの世 野の花仏 流れを見   無良
「じっとみていた」
 じっと流れを 見てきた目には いくつ悲しみ 溜めている  穀楽


「こどもをしなせた」 
 これも運命 怒気も飲み込み 模を彫りこむは 死なせた子  幸屋
「ははおやが」
 離れてみれば 母が子供を 想う深さを やがて知る  穀楽
「なみだで」
 流したいのは 未練か悔いか 誰も見てない 出村辻  寝巻猫
「かためて」
 風吹く中を 立つ石仏 目を閉じ聞くは 天の声  穀楽
「つくったか」
 辛さ悲しさ 悔いず癒せと 伝わり続けた かの石仏  鈍八
「いくさでしんだ」
 行く先々で 出て来る悩み 神仏頼り 黙る日々  鈍八
「おとこのために」
 惜しむ心を とことん耐えて 乗り越え生きる ために立つ  幸屋
「いくさうらんで」
 いくら嘆けど 去る人帰さず 恨んだところで 出ぬ希望  寝巻猫
「つくったか」      
 繕う無かれ ツキ呼び込むは 魂磨けと 語る仏  鈍八


「おんなをおかした」
 女を追いかけ 構うものかと してしまった己 耐えられず 幸屋
「あわれな」
 愛想が尽きそな 我が身許せと 連日彫った 泣き仏  幸屋
「おとこが」
 おいおい涙が とまらず流る こつこつたたいて 柄変える   無良
「やむにやまれず」
 優しさ受けて 無にするまいぞ 止まれぬ思い ずっと抱く
 穀楽
「つくったか」
 辛さ抱えて 苦しみ背負い 拙い幸せ 数えてた  鈍八
「いきてることの」
 いつものように 来てる鳴いてる 小鳥遊ばす 野の仏  穀楽
「かなしみを」
 限りを尽くし 成るも成らずも 静かに天に 身を任す  穀楽
「せおいきれずに」
 背落しうなだれ いままで生きた 切れず離れず 煮えきらず   無良
「つくった」
 募る悲しみ 悔い止めたくて 作った石仏 ただ拝む  鈍八
「かだけど」
 変わらぬ日々を 黙って祈る 煙たなびく どこの里  穀楽
「これはどこかの」
 これでもいいさと 外れる道も どこぞで見ている かの仏  寝巻猫
「おかねもちが」
 己の欲を 金に委ねりゃ 持ち崩しては がなる日々  鈍八
「つくった」
 土を耕し 桑の葉あつめ 紡ぐ日の糧 玉の汗  寝巻猫
「ものでは」
 持ちつ持たれつ 野を埋め尽くし でしゃばりもなく 花咲かす  無良
「ないだろう」
 なけなしはたいた 生きてくよすが 誰もが心の 朗ねがう  寝巻猫


「いくたびか」
 生きる楽しみ 苦の荷をおろし 旅の節目の 神まつり  寝巻猫
「きせつのうつり」
 気張らず舞って 切なさ忘る 野の祭季節も 移り行く  純子
「かわりのなかで」
 川のうねりに 理の棹もたず 流れ流され 禍でもなく  寝巻猫
「よろこびを」
 よして悔やんで 論じなぐさめ こころ開いて 美を観ず   無良
「わかちあって」
 分かつ喜び 小さな幸を 集め仏に 手を合わす  鈍八
「きただろう」
 気楽稼業と ただただ思い 魯鈍とりえの 憂いばらい   無良


「ゆきにうもれ」
 行く手阻まれ 期に恵まれず 憂うため息 もれた日々  寝巻猫
「あめかぜにうたれ」
 雨もあがらず 風に翻弄 宴うたかた 励に励   無良
「かなしみを」
 過去の悲哀を 涙に捨てて 信じる明日へと 身を起こす  寝巻猫
「わかちあって」
 別れ悲しく 力も落ちる あったか思い出 照らす日々   無良
「きただろう」
 決めたこの道 ただ行く覚悟 路頭に迷う 憂い消す 穀楽
「だからこんなに」
 だから今こそ 根気を持って 流されないで 逃げないで  幸屋
「しっかりと」
 支離滅裂に つかむ日々越え 理越え情越え 時を得る   無良
「めをとじている」
 目を閉じすまし 手にとるように いまの自分の ルーツ知る   無良
       

2003年6月19日


男の子守唄   作詞作曲 河島英五


「さみしがりや」
さすらいゆけば 見知らぬ町で 我利張りつつも やるせない 何木偶坊
「がまたひとり」
 柄じゃないこと また手を出せば 潜む真を 取り逃がす  穀楽
「よふけのまちを」
 よたつく足で 更けゆく夜は のれん求めて 街を行く  鈍八
「さまよって」
 盛り場の灯が またたき呼んで 寄っときなよと 手を招く  寝巻猫
「いしころぽんと」
 意味のない唄 知らずにうたい 転がる石を ポンと蹴る  穀楽
「けりあげて」
 蹴った小石が リアルな音で 元気だせよと 手を振った  幸屋
「どうにも」
 度胸決めたら 運まで味方 逃げるもんかと 燃える胸  竹裏
「ならない」
泣けど暮らせど 楽にならない なおももがけど いきつけぬ  何木偶坊 
「うたうたう」
 うまくいかない たゆまぬ努力も 歌えど晴れぬ うさもある  純子



「おとこはゆめを」
 大人になれど 心子供で 果てる事無い 夢を見る  鈍八
「おいまわす」
 男のロマンと 言うては聞かず 周り気にせず 過ごす日々  鈍八
「おいつか」
 起きても寝ても いかつい顔して つっぱる想い 空回り  無良
「ないこと」
 何とかなると 言い聞かせるも 心はいつも トンチンカン  鈍八
「しりながら」
 幸せさがし 理由をつけて 眺めてみるが 落胆す  何木偶坊
「おんなにゃ」
 恩の義理だの 何やかやかや にらむ現実 焼く嫉妬   無良
「ゆめがないようで」
 夢の手枕 がなるかたわら 異様に冷静 出る現   無良
「うらやま」
 うつらうつらと らしからぬ夢 やり過ごし現 招く夢   無良
「しいような」
 したいやりたい いいことしたい 揚々高なり なごむ夢   無良
「ゆめがある」
 揺れて固めて 目指して泣いて がむしゃら抜けて ある日咲く 寝巻猫


おとこはなんで」
 男としては 半端な俺と 何度も思い 出る涙   鈍八
「いきていく」
 粋がる人生 体裁ばかり 生きざまとても 苦しくて  鈍八
「かたのにもつが」
 借りは作らず 頼まれりゃ受け 荷物負い行く 峨々の山  寝巻猫
「おもたかろ」
 臆する事ない もらった命 宝と思って 労背負う  幸屋
「やすめるばしょを」
 休めその声 涙腺濡らす 馬車馬人生 世を渡る   無良
「みつけても」
 道を辿れば 着けるものやら 天を仰げど 物言わぬ  穀楽
「よこめで」
 酔っぱらうたび 後悔するも 目覚めりゃ過去の 出来事さ  何木偶坊
「にらんで」
 逃げて追われる 楽のふりより んーと堪えて 出逢う運  幸屋
「さきをゆく」
 さすらい歩く 気を引き締めて ゆとり持てずに 食い下がる  無良


「おとこはなにを」
 親父ゆずりの ところは一途 離れちゃいるけど 似を見てる  寝巻猫
「もとめてる」
 ものにはならぬ 届かぬ夢と めげては心 照る日来ぬ  穀楽
「おんなのはらから」
 怨念腹持つ なのに夢見る はらはらしながら からみつく   無良
「うまれおち」
 浮かれ過ぎてちゃ 魔が差し転び 連日こころ 落ち着かず  鈍八
「まわりまわって」
 まめに動いて 割食いしょげる 回る浮き世に つても虚し  無良
「うまれおち」
「やまこえて」
 妬いて焦がれて まくしたてても 越えられぬ縁 手厳しい  幸屋
「おんなのはらを」
 恩義理人情 なぜか気まずい 乗り遅れては 腹を探る  無良
「うまれおち」
「さがすのか」
 探してるのは 素直さなのか 望んでるのは 輝きか  鈍八 


「わかれた」
 渡し合いたい 過去いま未来 恋慕の残り香 たちのぼる   寝巻猫
「おんなのあ」
 音信不通 何求め何 望み彷徨う あの男   穀楽
「のせりふ」
 能力見もせず 背と顔と学 履歴と収入 腑に落ちない   寝巻猫
「おとこにゃ」
 乙女ごころを ころがす男 憎みきれない 野暮な奴  無良
「うまれおち」
「たいぷが」
 たんと食べたや 粋なおつまみ ぷるぷる身もだえ 願かける  無良
「うまれおち」
「ふたつある」
 ふかすこころは 頼りなくひびく ついつい求める ある光景  無良
「うまれおち」
「こいをするのに」
 告白しよう 意を決すれば スルッといい恋 野にも咲く  幸屋
「いいおとこ」
 いつもドキドキ いつもハラハラ 大人の恋に 恋焦がれ  鈍八
「いっしょに」
 言ってみたいよ 死ぬまでいっしょと 酔った弾みに 似合わずも 純子
「すんでもいいおとこ」
 住んで暮らしを も一度ここで 一からやろか 男言う   穀楽


「ゆめやぶれた」
 揺れるこの胸 目指した夢に 破れ茫然 立った場所   穀楽
「おとこがひとり」
 衰えまとい 黄金色の夢 ひと寄せ語り りきむ腕 無良
「うまれおち」
「こんやもさけを」
 こんなおいらと 自棄になる日は もがきながらも 酒を飲む 鈍八
「あおってる」
 ありふれてるけど 落ち着く家庭 つくらず泣いてる 照坊主  寝巻猫
「さかだるのそこ」
 酒場出向けば だるさも飛ぶが 飲みすぎ財布の 底が突く  鈍八
「によどんでる」
 憎さ辛さを 酔いではらって 鈍つく手際 出る眠気  無良
「うまれおち」
「にごりのように」     
 濁りの混じる よどんだ目には 嘘ない真も 滲ませる  穀楽
「ねむれるまで」
 眠れ今宵は 流浪の旅の 幕閉じさせて 出直しだ 幸屋 
 

2003年5月2日  



デラシネ酒場   作詞作曲 河島英五


「こがらしに」
 心に穴が ガラリと空いて しみじみ顔に にじみ出る  鈍八
「ふきよせられる」
 ふっと立ち寄る 今日も来たね 背中でなぐさめ られる店  純子
「かれはのように」
 枯葉の舞う日 寄った酒場は 埋まる男女の にぎやかさ  穀楽
「おとこたちが」
 落とした青春 ここかもしれぬ たぎる想いで 血が騒ぐ  竹裏
「さみしさうめに」
 さまよい歩き 見知らぬ影に 覚めぬ淋しさ 埋めに来る  無良
「うまれおち」
「やってくる」
 やるせない想い つつむ空気を 手放しいっぱい くるむ店  無良
「うまれおち」
「はぐれどりが」
 はぐれん坊よ どこで何する 理屈言わずに 我も張らず  穀楽
「ねぐらをさがして」
 ねぐらを捨てて さすらう旅は 餓死も覚悟の 天任せ  穀楽
「さまようように」
 さまになるまで 陽気に和み 酔うほど心 にぎやかに  何木偶坊
「おんなたちが」
  恩に流した 涙さみしさ 溜まり落ちたに ちがいない  穀楽
「ぬくもりもとめて」
 ぬくぬく育つ もりもり元気 とめどない空夢 手負い酒  無良
「うまれおち」
「やってくる」
 やりきれなさや 辛さ忘れに 手軽に飲みに 来る酒場  穀楽


「ここはでらしね」
 ここらばかりは 派手見栄もない らしく酔う酒場 寝も和む  無良
「うまれおち」
「さかばきらくに」 
 さみしさ恋しさ 鞄に詰めて キラキラ仲間の 国ひとつ  竹裏
「おやりよ」
 想い求めて やってきた街 両手で迎える 良い酒場   純子 
「いきること」
 行きつ戻りつ 流転の人生 ことあるたびに 頓挫した  無良
「もまんざら」
 もすこしましにと 満天見上げりゃ ざわめくこころ 楽になる  無良
「じゃないと」
 じっと見つめた 優しい星々 泣きそな自分が いとおしい  純子
「うたって」
 ウキウキドキドキ 楽しい酒場 つらさわかって 手をつなぐ 竹裏 
「みるかい 」
 身を寄せ歌う 類ない友と 囲むテーブル 息も合う  純子


「ちぎれぐもが」
 ちぎれた夢が グラスに踊る もう少しだけ 頑張ろか  寝巻猫
「かぜにふかれて」
 風に凍えて ふらりと寄った 枯れそな心 照らす店  寝巻猫
「たびするように」
 旅の疲れが するりと抜けて 陽気に語らう にぎやかに   純子
「おとこたちが」
 お通しさかなに 頃合いはかる たちまち通い 我もほろり   無良
「やすらぎもとめて」
 安らぎはしゃぐ 盛りざらつついて とめるはしさき 照れ笑い  純子
「やってくる」
 やるせない日は ついつい足向き 照れなくぶらり くるお店  無良
「あかんぼうが」
 あっけらかんと かん高い声 暴言食らわし がぶり飲む   無良
「ちぶさをさがして」
 ちらりと過ぎる ぶさを打つさま 性をまとった 指定席  無良
「ないてるように」
 ないしょないしょが 照る日照る胸 酔うほど明かる 人情味  純子
「おんなたちが」
 音楽かかる 和やかな酒 立ち木覗かす ガラス窓   穀楽
「あいをなくして」
 愛を求めて 泣く夜はここで 静かに味わう 手酌酒  鈍八
「ないている」
 泣きの涙で  一気に干した  手酌のお猪口と  いる孤独  わかぞう


「ここはでらしね」
 ここはヒトツと 出てきた酒に らしく在れよと 願いごと  うらら
「さかばきらくに」
 坂道人生 馬鹿言いつつの 気負わぬ酒で 楽になる   寝巻猫
「おやりよ」
 落ち葉騒がす 矢庭の雨で リスに誘われ 寄る酒場 穀楽
「いきること」
 いつもの顔と 気さくなママが 涙腺ゆるむ 言葉かけ  純子
「もまんざら」
 もみ合うような 満席の店 ざわめき照らす ランプの灯   穀楽
「じゃないと」
 自慢話を 優しく聞いて 泣いてた心も 溶けていく   純子
「うたって」   
 うっかりがっかり たびたびあって つなぐ仲間の 手がぬくい  竹裏
「みるかい」
 眉間のしわも ループを描く 顔もほころぶ 良い仲間  無良


「ここはでらしね」
 ここはいつもの 出会いの酒場 裸身寄り添う 根城酒  無良
「さかばくよくよ」
 酒場とけ込み 苦もとけゆるり よく飲み歌い 夜もふける  無良
「しないで」
 知らず知らずに 涙も止まり 粋なギャグ聞き 出る笑い  鈍八
「いきること」
 いつも啖呵を 切る連中が 今宵は歌で 時過ごす   穀楽 
「もまんざら」
 もりもり飲み食い 満点の唄 ざわめくこころも 楽の楽  無良
「じゃないと」
 邪推の果ての 悩みの種も いつしか酒に 溶けて行く   穀楽
「うたって」
  家のつもりで 楽しみさわぐ ついつい肩くみ 手握り合う   無良
「おくれよ」 
 おいらの楽園 悔いも飲み干し 連夜溶け込む 良い酒場  無良 


2003年3月8日



野風増  作詞 伊奈二朗 作曲 山本寛之


「おまえがはたち」
 大きな空に まだ見ぬ夢を 描いて見せろ 二十才の日  穀楽
「になったら」
 荷が重くても 何とかなるさ たくましく生きる 楽天家  無良
「さかばでふたりで」
 酒場で語ると 深酒すぎて たりらりら―と 出来上がる  鈍八
「のみたいもんだ」
  飲みすぎたって たいした事無い 門限過ぎても 大丈夫  鈍八
「ぶっかけこおりに」
 ぶっちゃけ男は 駆け込むくらい 折り目気にせず 賑やかに 何木偶坊
「しょうちゅういれて」
 勝負どころと 宙に舞うほど 入れ込むくらいが てんでいい  純子
「つまみはするめ」
 つまみは何でも すっかり酔って ルンルン楽しく 目も和む 幸屋
「かえいのひれ」
 可愛いわが子よ 永遠なれと 望む思いを 披瀝する  鈍八
「おまえがはたち」
 お前の笑顔で 頑張らなきゃと 働く意欲 力湧く  鈍八
「になったら」
 煮干の汁に 納豆ご飯 食べて背負った ランドセル  穀楽
「おもいでばなしで」
 思いでたどれば ばかもやったし 泣くよな悪さも しでかした  純子
「のみたいものだ」
 飲んで笑って 見た夢語り 芋の煮付けと 団子食う  鈍八
「したたかのんで」
 静かに胸に たたんだ恋の 叶わぬ話 飲んで聞く  穀楽
「だみごえあげて」
 だめでもともと 見ごたえありの 絵空事みな 挙げてみる 何木偶坊
「おまえの」
 俺とお前の 真顔の酒に 笑みのないまま 飲み明かす  わかぞう
「はたちをいわうのさ」
 二十歳を武器に 言わせてやろう 鵜呑みのふりで 酒交わす 何木偶坊
「いいかおとこは」
 いいもんだよね 可愛い息子と 男同士の 話し合い  鈍八
「なまいきぐらい」
 生をグイッと 粋なもんだね グラッと酔うのも いいもんだ   鈍八
「がちょうどいい」
 ガッツポーズで 挑戦するぞ どっこい飲みすぎ いい気分  純子
「いいかおとこは」
いい加減では 大人になれない 子供のふりして はしゃいでも 何木偶坊
「おおきな」
 お前もおとな お前はおとこ 気概明快 なくすなよ   無良
「ゆめをもて」
 勇気を持って 目を養って もくもく進め 手を振って   幸屋 
「のふうぞ」
 飲むと照れずに 普通に言える 嬉しい顔も 造作なく   鈍八
「おとこはゆめをもて」
 おととしことし 子はすくすくと 夢を目標 てらいない  無良



「おまえがはたち」
 お前育てて 頑張んなきゃと 張り切りすぎる たちだけど  鈍八
「になったら」
 忍耐学び 納得したよ たくましく育って 楽を知る  灯歩
「おんなのはなしで」
 女のことなど 話させてみりゃ 思案そこそこ 出る本音  穀楽
「のみたいものだ」
 伸びゆく姿 見たいと願う 物好きなのは 誰似かな  鈍八
「ほれてふられた」
 惚れた弱みと 照れ笑いして 振られるも良し!と 高笑い  うらら
「むかしのことを」
 迎える二十才 偲ぶ幼き 頃の夢追い 戸を開ける  穀楽
「おもいだして」
 思わず語る 抱いた夢を 洒落を交えて 照れながら  鈍八
「はにがわらい」
 歯に衣着せぬ 柄じゃないけど 笑いはにかみ いい尽す  無良
「おまえがはたち」
 大きく羽ばたく またとは来ない 得がたい日々よ 二十才来る  穀楽
「になったら」
 似合いの親子 なってみせるさ 高めあいたい らしさをね  鈍八
「おとこのあそび」
 おととい遊び 好んで今日も あそこあそこと 美味三昧   無良
「でのみたいものだ」
  出向いた先々 飲み友達と たいそう騒いだ ものだった   純子
「はしごはしごで」
 端から端まで 「午前様さ」と はしご続けて 出来上がる  うらら
「あすをわすれ」
 明日を夢見て 我をも忘れ すすむジョッキに 冷酒と燗   無良
「おまえの」
 親父にゃとても まだ敵わない 絵になるような 飲み姿  穀楽
「はたちをいわうのさ」
 二十歳を告げる 祝う席でさ 野風増歌う さりげなく  鈍八
「いいかおとこは」
良いイカさかなに 顔ほころばせ とことん飲んでははしゃいでた 無良
「なまいきぐらいが」
 怠け癖とも 粋にお別れ グラス片手に 意がさかな  無良
「ちょうどいい」
 ちょっくら酔って 浮かれ話で ドンちゃん騒ぎも いいもんだ 鈍八
「いいかおとこは」
 いきがる姿 いかしたもんよ 大人になっても 子は可愛い  鈍八
「おおきな」
 俺の二十才に 想い重なり 気づかれぬよう 涙拭く  穀楽
「ゆめをもて」
 愉快な子でさ 目を輝かせ 揉み手真似され 照れちゃうよ  鈍八
「のふうぞ」
飲むほど酔うほど ふらりふらふら うっかり飲みすぎ 俗な一言 無良
「おとこはゆめをもて」
 男の自信 はちきれそうな 夢を抱かにゃ 持てぬもの  穀楽


「おまえがはたち」
 お参り連れて 縁日はしゃぐ ガキ大将が はたちとは  何木偶坊
「になったら」
 人気者など ならんでもいい 伝えろ意気を ライバルに  何木偶坊
「たびにでるのも」
 たびたびお邪魔し 似合わぬ仕草 出るに任せる のも良いよ  無良
「いいじゃないか」
いいぞその意気 邪険にされても 泣いて崩れても かまわない 純子
「たびだつあさには」 
 旅だ門出さ 連れ立つ友と 朝な夕なに はや行かん   純子
「ひやざけほして」
 冷酒グイと 干せば祝うか 静かに俺を 照らす月 穀楽
「おまえのかどでを」
 おませな息子に 描いた想い 飲んで祝うぞ 門出をさ  鈍八
「いわうのさ」
 祝いの言葉で 嬉し涙が 飲んでかみしむ 酒のよさ  純子
「いいかおとこは」
 いい気分だと 顔に出やすい ところは似たな 二十歳でも 何木偶坊
「なまいきぐらいが」
 生意気小僧が ぐっと大人に 来年未来と 頑張れよ  純子
「ちょうどいい」
 銚子片手に どうだ調子は 粋な洒落出ぬが 粋な親父  穀楽
「いいかおとこは」
 いい日いい酒 顔を揃えて 所狭しの 初祝い  穀楽
「おおきな」
 大人の哀しみ 大人の悩み きっとわかって 泣く夜も 竹裏
「ゆめをもて」
 揺らぐ気持ちに 目を向け見つめ 萌え出る勇気に 天も味方  無良
「のふうぞ」
 望みは大きく ふてくされるな 運のつかめる 草履取り  竹裏
「おとこはゆめをもて」
 男は強く 夢を抱いて もがいて伸びろ 天高く  鈍八             


2003年1月19日



酒と泪と男と女  作詞作曲 河島英五


「わすれてしま」
 忘れたくても 手のぬくもりは しっかりのこり また涙 純子
「いたいことや」
 陰にこもるが 態度に出さず 事も無げにと 痩せ我慢 無良
「どうしようも」
 どうしていいか 余計に悩み 憂さも晴らせず 悶えては  鈍八
「ないさびしさに」
 ないことねだりに 寂びる不快を 仔細気に病み 苦りきる 無良
「つつまれた」 
 募る想いも つまらぬことと レッドを飲んで 耐えるのさ 幸屋
「ときにおとこ」
 通り過ぎれば 気に病みすぎと おのれ笑って 床につく うらら
「はさけをのむ」
 はかなきものを 酒を傾け 飲んで想えば 胸熱く 穀楽
「のでしょう」
飲んで飲まれて 出来上がっちゃって 諸君一緒に歌いましょう 何木偶坊
「のんでのんでのま」
 飲んでは笑い 飲んでは泣いて 飲むぞとことん まだ飲むぞ 鈍八
「れてのんで」
 連日かさねる 手酌の酒で 飲んだくれの俺 出来上がり 幸屋
「のんでのみ」
 飲んだ甘えで 出掛かる愚痴を 喉元止めりゃ 店仕舞い 穀楽
「つぶれてねむる」
 つぶ揃いの 冷酒独りで 手酌終われば 眠るだけ 何木偶坊
「までのんで」  
 マジで辛いよ 出来る事なら 呑気な酒に 出会いたい 鈍八
「やがておとこ」
 やり通すまで 頑張った友 手を取り合って 男泣き 穀楽
「はしずかに」
 励ます事で 沈んだ顔も 微かだけれど にこやかに 鈍八
「ねむるの」
 寝ずに明かした 胸のつらさを ルールなどなく 飲み通し 純子
「でしょう 」
 出来ぬものかと しあわせさがし 酔って想いを 唄にして うらら


「わすれてしま」 
 忘れ忘れた 手仕舞いしたよ 湿る気持ちを まぎらわす 無良
「いたいことや」
 痛む心に 憩いの場なく 時折みせる 遣る瀬無さ 鈍八
「どうしようも」
 どうにもこうにも しょげてる自分 うまい酒飲み 持ち堪え 幸屋
「ないかなしさに」
 泣いてみたけど 悲しみだけは さらに深まり 逃げられず  鈍八
「つつまれた」
 付き合いきれぬ 辛さにのまれど まれに感じる 楽しさよ 純子
「ときにおんなは」
 時々見せる 苦い泪は 女のつらさ 儚さか 何木偶坊
「なみだみせる」
 涙流して 身に染む想い 切なくつたう 縷縷として うらら
「のでしょう」
 逃れられない 出来事ならば しょっぱい現実 受け止めて 鈍八 
「ないてないて」  
 泣きたい時は いつも隠れて 徹底的に 泣いていた 鈍八
「ひとりないて」
暇さえあれば とどまることなく 理由もないのに泣いていた 何木偶坊
「ないてなき」
 なぜか涙が いたたまれなく 抵抗できずに 泣き崩れ  純子
「つかれてねむる」
 尽きたか泪 枯れたか泪 天にゆだねて 眠るだけ  穀楽
「までないて」
 真っ赤な目には 出る出る涙 泣いた顔見て 照れ笑い 鈍八
「やがておんな」
 優しい言葉 合点がいって おんおんおんと 泣きはじめ 幸屋
「はしずかに」
 激しく泣いて しずしず泣いて かれた後には にこやかに 何木偶坊
「ねむるの」
 寝返り打っては 胸突き上げる 涙腺の昂 飲み下す  無良
「でしょう」
 出た涙の分 しがらみ消えて よく泣いたのが ウソのよう 鈍八


「またひとつ」 
 まぶたはらして ただ泣いていた 人事のよう 次の朝 純子
「おんなのほうが」
 女の泪 誇りにしてさ うつむかないで 頑張ろう 鈍八
「えらくおもえてきた」
 えらく沈んで 思えた辛さも てらわずいつか 鍛えられ 純子
「またひとつ」
 真面目ぶっては ため息ついて 人目気にして 繕って 鈍八
「おとこのずるさ」
 訪れを待つ この胸の内 ズルくも思え 寂しさも  穀楽
「がみえてきた」
 我慢の泪が 見え隠れする 天の助けを 期待する 何木偶坊


「おれはおとこ」
 俺に見せじと 柱の陰で 落とす涙に 声失くす 穀楽
「なきとおすなんて」
 泣き顔押さえ 通したい意地 スマシた顔に 何て言う 穀楽
「できないよ」
 泥酔のふり 聞こえないふり 泣いてようやく 酔いさます 何木偶坊
「こんやもさけを」
 こんな自分が やんなっちゃって 持ち堪えようと 酒を飲む 幸屋
「あおってねむって」
 蒼さ噛みしむ 拙い唄が 手枕の中 眠ってく うらら
「しまうのさ」
 しみじみ飲めば 舞うような酔い のど越し楽しむ 盃さ 何木偶坊
「おれはおとこ」
 折れる小枝の 葉がこすれ合う 音が痛みか この胸の 穀楽
「なみだはみせ」
 なみだ流すは 恥だと誓い 妙に強がる 切ないね 鈍八
「られないもの」
 らしくあれよと 連呼する胸 泣いて泣かせて 物語る うらら 


2002年11月12日



旧友再会  作詞作曲 河島英五


「きょうはほんとう」
 凶は味方だ ホンに良き日だ 戸惑った日々 浮かれた日々 無良
「にわらった」
 虹色追いかけ 脇目も振らず ラッキーなんかに 頼らない 竹裏
「はらのそこ」
 腹が痛んで 逃れたくなる そんな経験 こそ宝  穀楽
「からわらった」
空っぽになって ワイワイガヤガヤ ラッパを吹くようたわいなく 無良
「ゆうべはあんな」
 有言実行 別に気取らず 励ましあった あんなとき 何木偶坊
「にふさいで」
 逃げ出したいと 塞ぎ込んだら いっちょ笑って 出直すか 鈍八
「いたのに」
 いい酒飲んで たくさん笑い のびのびしたら 荷も軽い 幸屋
「きみにあえ」
 気の合う仲間 身に沁みわかり ありがたいなと えびす顔 何木偶坊
「てよかった」
 手に手をとって 寄り添う笑顔 かって塞いだ日 大切に 無良


「きょうのさけは」
 今日はこの道 のどかに進む 先に待つ道 険しくも 穀楽
「うまかった」
 生まれたからには 悲しい今日も 辛い明日も 耐えていく わかぞう
「きもちよく」
 気分爽快 もっと話そう 猪口を片手に くみかわす 幸屋
「よっぱらった」
よってらっしゃい パラダイスだよ 疲れ吹き飛ばし 楽しもう 無良
「ひとりで」
 広がる空に 飛んで行きたい 理屈は抜きさ 出来るなら 穀楽
「しんみりのむ」
 新世紀だよ みんなあつまれ 理屈うっちゃり のむぞ今 何木偶坊
「のはつらいが」
 望みかなわず 張り裂けそうで 辛いときほど 我慢だよ 鈍八
「きょうのさけは」
 居も定まらず 鵜の目鷹の目 酒の力を 励ましに 無良
「うまかった」
 嬉しい宴 まだまだつづくよ 格好つけずに 楽しもう 何木偶坊


「ともにすご」
 遠い昔は 揉め事好み 睨み効かせて 凄んだね  鈍八
「したせいしゅん」
親しみわいた 背中押し合い 意味もなく生きた 旬のとき 無良
「いまでは」
 いいことないか 待っていたんだ 出て来い何か 早く来い 穀楽
「わらいばなしさ」
 笑いとるのは 場慣れしてたね 洒落もなかなか 冴えてたし 鈍八
「もしももしも」
 もしあの時に 戻れたならば もっと優しい 詩も書いた 穀楽
「やりなお」
 やっぱりいいなと 理由もなしに 並び肩組む 俺たちさ うらら
「せるならば」
 青春時代に ルールは無くて ならう事なく 馬鹿してた 鈍八 
「もうすこしうま」
 猛烈一途 すこぶる気合 しかし心は うまらない 何木偶坊
「くやりたいね」
 曇る心も やりきれなさも 大志の前に 熱をおび 純子


「きょうはほんとう」 
 兄弟みたく 話が出来りゃ 本音でものを 問うことも 穀楽
「にわらった」
 ニヒルな笑みも 忘れるほどに 楽観ほのぼの たちどころ 無良
「はらのそこ」
 原っぱに出て 望んだ夕日 そんな昔の こと思う 穀楽
「からわらった」
 カラカラコンと 笑う癖ある 連れがじき来る 楽しみだ 何木偶坊
「わざわざ」
 忘れはしない 座布団よせて わいわいやった 座談会 幸屋
「ここまで」
 言葉一つで 心安らぐ 誠の友に 出会えたね  鈍八
「たずねてくれて」
 携えてきた 練り物菓子を 手渡せば日が 暮れてきた 穀楽
「きょうはどうも」
 競争やめて 育む未来 どうやらこれで もとどおり 何木偶坊
「ありがとう」
 在り来たりだが ガッツが出たよ 友の存在 嬉しいね 鈍八


「わざわざ」
 悪さもしたし 雑魚寝もしたな 訳の解らぬ 戯言も 鈍八
「ここまで」
 このひと時を 心に想う まがうことなき 出会いだと 穀楽
「たずねてくれて」
 尋ねて尋ねた 暗い想いは 連日連夜 手に負えず 無良
「きょうはどうも」
 恐縮したよ 励まされても どうにかしてと もがいてた 鈍八
「ありがとう」
在りし日想い 合掌すれば 遠いあの日が うそのよう 光源氏蛍  


2002年9月20日